吉川史料館・館長日記
吉川史料館・館長の藤重豊が日頃思うことや歴史などについて書きます。
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岩国地方史研究会の日帰り旅行に参加
 昨日(11月20日)、岩国地方史研究会の一日旅行に参加した。行き先は、福山市の広島県立博物館と鞆の浦の散策である。

 朝7時、岩国駅出発して、夕方7時に帰着した。参加者人数43名であった。

 広島県立博物館では、学芸員さんから説明をいただく。2階の常設展では、広島地方の原始時代から現代まで、流れがよく分かるように工夫されていた。また草戸千軒町遺跡の展示では、芦田川の中洲の遺跡から発掘された遺物と復元された町並みなど、簡潔で優しい説明に感銘を受ける。

 同時に、1階を中心に行われていた特別展『手塚治虫・石ノ森章太郎マンガのちから』も観る。子供の頃『冒険王』や『おもしろブック』などの雑誌を貸し本屋さんで借りて、読みふけったことを、懐かしく思い出させてくれた。

 鞆の浦では昼食後、『鞆の浦マップ』を片手に散策した。2時間の自由時間では、到底全部をまわることができなかった。

 帰りのバスの中で思ったことは、岩国の「岩国錦帯橋周辺のマップ」である。岩国のは余りにも見劣りがする。2色刷りであるが、ここ15年は変わっていない。今は多色刷りで写真もふんだんに使ったものが普通である。残念と言うほかない。
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山口県地方史研究大会に参加
 去る10月27日(日) 山口県地方史学会60週年記念 118回山口県地方史研究会に参加した。会場は防府天滿宮歴史館であった。参加者120名。

 講演「松崎天神縁起絵巻研究の現在とこれから」 岡本麻美氏(山口県立美術館専門学芸員)は、なかなか勉強になった。また、会場で、『山口県地方史研究』第110号と『山口県地方史関係文献目録Ⅴ』が配布された。後者は発行を心待ちにしていたものである。何か自分でテーマを設定して、小論文を書こうとした時、先行して誰がどのようなものをすでに書いているか、確認しなければいけない。その時これが役に立つ。過去に4冊発行されている。10年に1度の発行予定と聞いている。

 巻末に、編集委員一同の氏名が載っているが、なかなか大変な仕事であったろうと推察される。皆さんご苦労さまでした。

 防府天滿宮には、過去何回も訪れたことがあるが、今回は少し早く着いたこともあって、周囲を散歩した。小さな社(やしろ)や記念碑が結構あるのに気付き、説明文を読んで歩いた。戦争中に防府の海軍航空隊では通信兵の養成がおこなわれていたことを知った。全国から13歳から15歳の少年が、国家の非常時に志願して、ここで教育を受けて戦線に投入された。生まれた村では壮健な体と聡明な頭脳の持ち主の少年達だったに違いない。激戦地に多くの者は散華して生還できなかった。石碑に刻まれた数百の氏名を見るとき、今の平和な時代を考える。ちょうど境内では七五三の祝いに両親や、さらには祖父母と共に、嬉しそうな子供たちで賑わっていた。 


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